三国志 / 冷し汁無し担々麺 @京都府宇治市三室戸
例年通り、これといった思い出を作ることも出来ず、私の夏が終わってしまいました。
セピア色に染まった記憶と、体重計の針だけが、確かにそこに存在した「夏」を物語っています。
食べた夏季限定すべてを書くことができませんでしたが、今年は結構頑張ったような気がします。
夏の終わりにいただいた担々麺の名店「三国志」さんでの一杯。
京阪電車の踏切の音をBGMに並ぶこと約20分。蚊に刺されながら待つのもまた風情かと。
「冷し汁無し担々麺(850円)」
まろやかな胡麻を主体に、適度な痺れと辛味で綺麗に整えられたもので、インパクトや刺激よりも食べやすさを重視したものという印象を受けます。
胡麻の後を追いかけてくるものが欲しいと思えたので、卓上の四川漢源花椒を加えて痺辛と香りを増してみたり。
花椒フリフリフリフリぐらいが私にとってベストな味でした。
存在感のある平打ち麺。やや締め具合が弱い気もしましたが、適度な弾力を備え、担々にもきっちり対峙できています。
〆はモチのロンでライス(小100円)をダイブ。
汁なしの場合、これが楽しみのひとつでもあります。旨さは言うまでもなく。
実のところ冷やしは得意なジャンルではありませんが、あればつい食べてしまう魅惑のメニュー。
来夏までにお腹鍛えて対応できる身体を・・・。
さらば、2017年の夏。
ごちそうさま!
店名 三国志
住所 京都府宇治市莵道丸山1-116
電話番号 0774-20-3556
営業時間 11:30~14:30 18:00~21:00
定休日 月曜、火曜
駐車場 なし
facebook 三国志 facebook
Twitter @sanngoku_shi
らーめん ぎん琉 / あさり醤油らーめん @京都府宇治市伊勢田
訪れる度に限定が提供されておりナンダカンダ言って楽しめます、「らーめん ぎん琉」さん。
大型駐車場完備、何台か数えてませんが停められないことはないでしょうとケンカ腰。
裏が更地で何がありましたっけ?
「あさり醤油らーめん(750円)」 ※期間限定
あさりエキスとしっかり、ちゃっかり書いているところがぴのにセーフティーバント。堅実。
動物系不使用ということはWスープである「魚介鶏白湯」の魚介のみなのでしょう。
それにしてもあさりの旨味が強烈で、貝類が備えるじんわり風味よりも弾けるようなパンチあるお味です。
さらに高温度のスープの中で醤油をきっちり押し出し、それでいてバランスを上手く整えたところは流石の一言。
完成度は非常に高いです。
やや押され気味な印象を受けた中細ストレート麺。スープの力強さを考えると、しなやかなものよりパツンとした食感の方が良かったかもです。
肉質の良いレアチャーシュー、切り込みの入ったメンマと具材もしっかり。
Bセット(+250円)の唐揚げはカリカリ仕上げで、やや好みから外れましたが、ヴォリューム満点でお得感があります。
毎回夜遅くに訪れ、悔しいけれどお前に夢中~で、ごちそうさまです。
店名 らーめん ぎん琉
住所 京都府宇治市伊勢田町名木3丁目1-42
電話番号 不明
営業時間 11:30~翌1:00
定休日 月曜日
駐車場 あり
麺家 大和 / 大和らーめん @京都府宇治市大久保
ブラッシュアップの噂を頼りに近鉄大久保駅前は、「麺家 大和」さん。
「鴨」という文字がいくつ使われているでしょうかとクイズになりそうなぐらい、タペストリーが大きくカモーンです。
「大和らーめん(880円)」
前回訪問時は薄っすら濁った程度だったスープが見事に白湯になっています。
濃度だけでなく鴨の出汁感も大きく前に出てきており、比較にならないほどの禿げあがり、いや、跳ねあがり。
臭味はなく上質な河内鴨100%の旨味が実感できます。
多少塩気が強く思えましたが、そのあたりが整えられればこの鴨は飛んでいくカモです・・・って鴨は飛ぶんでしたっけ、もともと。
味変に柚子胡椒を薦められましたが鴨の前では不要でした。
前回パツンだった麺が今回はヤワ。おそらく茹で加減によるものだと思われますが、全体のバランスを損なうぐらいに弱かったのが残念でした。
具材の鴨肉は弾力豊かで食べ応えあり。チャーシュー、味玉、メンマ、多めのネギと具材もしっかりしたものながら、どこか鉢の中で散漫になってるように思えたカモ・・・。
兎にも角にも確かな鴨感が得られる充実の一杯。宇治まで赴く価値はあると断言できます。
前回居なかった女性店員さんの接客も鴨に負けず劣らず100%でした。
ごちそうさま!
店名 麺屋 大和
住所 京都府宇治市広野町茶屋裏6
電話番号 0774-43-1870
営業時間 11:30~14:30 17:30~24:00 17:00~24:00(火)
定休日 月曜日
駐車場 なし
らーめん ぎん琉 / 赤スタミナ鶏白湯 @京都府宇治市伊勢田
なんだかんだで3度目の訪問となります、「らーめん ぎん琉」さん。
宇治で短期間にこれだけ通ったのは「まだら」さん以来となります。
今、無性にまだらりたい気分です。
さて、コラボに夏季限定におまたせと、通うごとに変化が見られるところが嬉しいです。
駐車場は16台分。
「赤スタミナ鶏白湯(800円)」
「中華そば 殿」さんとのコラボ企画。加茂店ではなく「滋賀本店」と記されています。
このあたり私ごときでは推測はおろか妄想することすらできません。
ヴィジュアルは刺激的ながら辛さよりまろやかさ、さらに言うならばスープとの調和で甘味を浮き出させる韓国唐辛子。
抑えられてしまったのか、飛んでいたのか、鶏の旨味が前に出てこなかったのが残念でしたが、ビートルズでもゴレンジャーでも青が好きな私がすっかり赤に染まった、そんな夜。
フライドオニオンに敢闘賞。
つい食べ急いでしまう柔めの低加水ストレート。個人的にはもう少しパツンとしてほしいところです。
前回訪問時、メニュー表では隠されていた「塩」が御開帳。まぜそば未食、冷やしも気になるしで、私的にまだら超えも時間の問題となってきました。
ごちそうさま!
店名 らーめん ぎん琉
住所 京都府宇治市伊勢田町名木3丁目1-42
電話番号 不明
営業時間 11:30~翌1:00
定休日 月曜日
駐車場 あり
角煮ラーメン / 角煮ラーメン @京都府宇治市大久保
昨秋、「ラーメン帝王」跡地にオープンした「角煮ラーメン」さん。
前を通るたびにネオンサインが気になっていましたが、商品名がそのまま店名でした。大胆です。
物腰柔らかな店主さんがニコニコしながら営まれています。
店内は結構広くテーブル席とカウンター。トイレは死角にコソーリ。
「角煮ラーメン(850円)」
食べ慣れた感のあるあっさり系豚骨醤油。
巷の評判どおり第一旭に代表される京都スタンダード風のスープですが、心持ち出汁が控えめな印象を受けます。
ガッツリとラーメンを食べる気分でいると、やや物足りなさを感じるかもしれません。
柔らかめに茹でられたストレート細麺。硬めでお願いするのがベターです。
角煮はホロッと崩れそうなものが4つ。甘めの味付けですがドギツイものではなく広く受け入れられそうな真ん中内寄りです。
麺、スープ、油、野菜等、カスタマイズして好みを見つけてねみたいな。
帰りの24号線でまたひとつ新店オープンの告知見つけたり~の。
しばらくアンテナは南向きがいいかもです。
★★★
店名 角煮ラーメン
住所 京都府宇治市大久保町北ノ山65-4 高木ビル1F
電話番号 0774-45-0079
営業時間 11:00~15:00 17:00~23:00
定休日 水曜
駐車場 なし
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