らー麺 鉄山靠 / こくまろ魚介つけ麺 @滋賀県大津市
本当にお久しぶりの「らー麺 鉄山靠」さん。
忘れていたわけではないけれど忘れかけていました。
濃厚なつけ麺がいただけると耳にして近江大橋(150円 12月26日より無料化)を渡りました。
ちなみに琵琶湖大橋は200円。
たまにしか利用しないので何とも思いませんが、通勤通学で渡らざるをえない方々には大きな負担ですね。
ピレリ守山も、その前にあったわんわん王国も堅田にあればまた違ったんでしょう。
でも鮎家の郷は流行ってますね。千松は大丈夫でしょうか?
「こくまろ魚介つけ麺(800円)」+味玉(100円)
濃厚な豚骨魚介味。ややオイリーな点と強い鰹が特徴です。
ざらつきを有するつけ汁は多分に酸味が出ており甘味は控えめ。大きめのタマネギ、柚子皮、味玉も濃い味付け、そして太麺と、あらゆる点において荒々しいというか豪快な印象を受けます。
インパクトを求める方には最適かと思いますが、クドさを感じるのも事実。
年齢的に私はタップまではいきませんでしたがロープブレイク。
弾力のある太麺。ガッシリとした重量感のある麺でこちらも主張性は十分。
ガツンガツンとやり合う感じで、食べ始めは勢いで啜りますが、冷静さを取り戻す後半はどこか単調に思えました。
麺がつけ汁がというよりも、全体のバランスでしょうね。
でも近場でこれだけのつけ麺がいただけるのは嬉しいところ。
今後の進化に大きく期待したいところです。
イオンモールの買い物帰りに立ち寄るにはベストの立地です。
千松は大丈夫かなぁ。
★★★☆
店名 らー麺 鉄山靠
住所 滋賀県大津市萱野浦25-1 ALTA萱野浦ビュー1F
電話番号 077-548-9756
営業時間 11:00~14:30 18:00~22:00
定休日 月曜日
駐車場 あり
Twitter @tetsuzankou
老麺 田ぶち / しょうゆらーめん @大阪府高槻市
高槻駅前といえばラーメン激戦区ですが、「八海山」は未訪だし、「桜坂」、「麺閣」に至っては店前まで行って踵を返したヘタレであります。
それでも数年前から気まぐれ年一程度に通うお店が「老麺 田ぶち」さん。
隠れ家的な雰囲気は京都の「すがり」に匹敵するものがあります。
店主さんも物静かな感じでお店の空気がピーンと張り詰めています。
「しょうゆらーめん(730円)」+煮玉子(100円)
いつもは「鶏とんこつ」をいただきますが、たまには違ったものをとこちらを。
着丼しての衝撃はおこげジュワーがない!
あれは「鶏とんこつ」だけだったのですねと、ニワカショック。
量が少なく映りますが鉢がでかい。顔がスッポリ埋まろうかという鉢に注がれたスープは、醤油の味わいが前面に押し出されたサラリとした口当たり。
ベースとなる鶏よりもタレの強さが際立った印象を受けます。あえて角を立たせたんでしょうかね。
ストレート細麺は一見弱そうですが、最後までピシッと張り通す絶妙の茹で具合。
特別作り込まれた感じはしませんが、この落ち着いた雰囲気と深夜という時間帯に、安心して食べられる一杯は私的には重宝できます。
近隣に強力なお店があるだけに、もう少し攻めてくれてもいいかなぁとは思いますが、物陰からそっと押すのがこのお店の良さかも知れませんね。
★★★
店名 田ぶち
住所 大阪府高槻市城北町2-14-27 プラザ青山1F
電話番号 072-672-6888
営業時間 18:00~3:00
定休日 日曜
駐車場 なし
麺と心7 / W白湯セブン @大阪市阿倍野区
サクっとレギュラー。
阪神優勝に現実味があった頃なのでかなり前、今より3kgぐらい細かったと思います。
忘れていたわけではありませんが、続出する限定記事を目にすると、今さらレギュラーあげてもなぁと。
しかしレギュラーの旨さあってこそとはこのことで「麺と心7」さん。
現在では仕様やメニューも変更されているでしょうが、カタイことはハゲてからでも十分なのでUP。
「W白湯セブン(900円)」
サラサラでキメの細かな白湯スープ。濃いか薄いかといえば濃厚に違いはありませんが、絡みつくとか纏わりつくといったものではなく、思い描いた理想の少女像のように、しっとり滑らかで繊細な口当たり。
個人的にはドンピシャの鶏白湯です。
平打ちの中太ストレート麺。柔らかめの食感でこちらはエロティックにスープに絡みます。
スープ、麺ともにしっとりとした塩梅で、全体を穏やかに仕上げているからこそ、濃厚さが気にならないのかもしれません。
それは鶏とカジキ、2種のチャーシューにも言えること。
当たりの柔らかさを崩さないバランスと、素材の旨味を引き出す控えめな味付けが絶妙。
定期的にレギュラーを食いに行きたいと思えるお味でした。
ごちそうさま!
また行きます。
★★★★☆
店名 麺と心7
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4-12-13
電話番号 06-6657-7479
営業時間 11:00~15:00 18:00~22:00(フードL.O.)
定休日 無休
駐車場 なし
ブログ 麺と心7/JUNK STORY~店主の日々のあれやこれや~
Twitter @mentokokoro7
あす流 / 塩ラーメン & 手揉み麺の醤油ラーメン @大阪府高槻市
曇り空の下に映える真新しい提灯。
その純真無垢な白い灯りを前にすると、汚れと邪心に満ちたラーメン愛が恥ずかしくなります。
ヒッヒッヒ。
行列に断念、売り切れを繰り返しており、「あす流」さんでいただくのは久しぶり。
何やら美味しそうな噂を耳にしており赴いた次第ですが、「今日の塩はメッチャ旨い!」と店主さんの声。
軽く無視して「醤油」を注文しようとしたところ、左足を半歩前に踏み出して構えている店主さんの姿が見えました。
同時に「極麺鼓舞」のポスターが脳裏にチラリと浮かんだので、おとなしく「それくれ」。
「塩ラーメン(700)」
心なしか普段より0.02%ぐらい華やかに映るスープ。電球がLEDに交換されただけかもしれませんが色鮮やか。
さらに異なるのは着丼と同時に香る芳醇な鶏の香り。やっちまいました感全開の出汁の抽出具合は、暴発一歩手前で抑えた寸止めギリギリ清湯。
比例するかのように押し出されたタレの旨味が合わさり、もはや旨過ぎる変態スープ。
白湯並みの濃厚さと、口の中を占拠するふくよかな味わいが輪郭を一層際立たせ、幅の広さと奥の深さ、そのバランスを寸分の狂いなくまとめ上げた、これまでの「塩」を遙かに凌駕するものでした。
★★★★★
「手揉み麺の醤油ラーメン」
丸みを帯びた優しい味わい、しかし的確に甘味を中心に主張する強い醤油。
相乗効果でベースの鶏の厚みがさらに増すように思えます。生姜が良いアクセントとなっており、緩くなりすぎずに適度に引き締められた後味が印象的です。
以前の限定「角長醤油 匠」で使用されたものと同様の麺は麺屋棣鄂製。
もっちりした食感、心地良い喉越しと、その存在感は秀逸で、麺勝ちの傾向が懸念されますが、この一杯においては見事にスープにフィットしていました。
「あす流」さんのラーメンは同じものをいただいても、毎回どこかしらに違った工夫や変化が見られ、おいしさと面白さが同時に味わえることができます。
大きなイベントやコラボ、限定などで勢いが止まることを知りませんが、本質はこういったシンプルな一杯の中に何気なく潜んでいるのかなという気がします。
やっぱり通わないといけませんね。
ヒッヒッヒ。
ごちそうさま!
また行きます。
★★★★☆
店名 あす流
住所 大阪府高槻市紺屋町8-30 平井ビル2F
電話番号 090-3650-0514
営業時間 11:30~14:30頃、18:00~22:30頃
定休日 月曜日、第二火曜
駐車場 なし
ブログ ラーメン屋 あす流
Twitterアカウント @asuryu40
頑固麺 / 特製煮干し鶏豚骨 @京都市伏見区
伏見区深草の「昭屋」跡地にオープンした「頑固麺」さん。
オープンして1ヶ月ほど経ちますが、周囲の反響の大きさからずっと気になっておりました。
当初、お昼営業のみと高いハードルだったため、この度ようやく初訪。
店内はカウンターとテーブル席。
店員さんのスマイル倍返しがちょっと恐いです(汗)
「特製煮干し鶏豚骨(730円)」
見た目ズッシリとした重さを感じる濃厚な白湯スープは濃度、粘度ともに高いもの。しかし動物系の油分は控えめで胃にのしかかるような重さはありません。
タレによる味付けもしっくりしたもので、味わいそのものは落ち着いた印象を受けます。
ただ煮干しは出汁、オイルともによく効いており、ファーストインパクトにおけるニボニボ感は相当なものがあります。
煮干し好きには堪らないんじゃないでしょうか。
特製にはペースト状の「頑固ソース」が添えられます。
粘度が一気に増しますが、煮干しが後退する分、私的にはなくても良かったかなという気がしました。
低加水の中細ストレート麺。スープの強さを考えると固さなり太さなりで、もう少し主張性を求めたいところではあります。
具材はチャーシュー、メンマ、味玉、フライドオニオン、ネギ。
いずれも丁寧に調理されており、無難に平均的にクセなくおいしくいただけます。
オープンして1ヶ月、味も安定してきた頃なのでしょう。
きっちり作り込まれた一杯だという印象を受けました。
界隈はうどんのお店も含めて激戦区。どんどん盛り上げていってほしいですね。
★★★☆
店名 頑固麺
住所 京都府京都市伏見区深草西浦町6-62
電話番号 075-643-7337
営業時間 11:00~14:30 18:00~22:00
定休日 月曜日・火曜日
駐車場 なし
facebook 頑固麺
Twitter @GankoMen
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