頑固麺 / 醤油ラーメン @京都市伏見区深草 【京都らぁ祭】
漆黒スープを覆う油の輝きが素敵すぎて溜め息モン。
顔浸けたい衝動を抑えて、匂いを嗅ぐに留めておきました。
「伏見ラーメンvsうどんスタンプラリー」にも参加されていますが、こちらは「らぁ祭」で訪れたときの一杯。
今や激戦区となった深草界隈で不動の人気、「頑固麺」さん。
「醤油ラーメン(680円)」
鶏がらベースの清湯スープに地元伏見の黒醤油を合わせた中華そば。
醤油のコクとキレが突き抜け、その斬新なアプローチによって残された硬派な印象は、数ある京都の醤油ラーメンの中でも秀でたものであると思います。
攻めてナンボ、思えばこのお店のすべてのメニューに言えることですね。すべてのメニュー食べてませんが。
滑らかな麺肌、噛んでしっかりとしたコシ、啜って遠い目必至の中太ストレート。
白湯もこれであったかは憶えてないんですが、清湯にこの麺は2番に小笠原を置いていた、そんな時代を彷彿させます。
1.5個になるところ気を遣っていただき別皿で味玉(100円)。
おつまみ気分で極上の味玉を堪能させていただきました。
次回も追加トッピします!
店名 頑固麺
住所 京都府京都市伏見区深草西浦町6-62
電話番号 075-643-7337
営業時間 11:00~14:30 18:00~22:00
定休日 月曜日・火曜日
駐車場 なし
facebook 頑固麺
Twitter @GankoMen
ラー麺 だいすけ / 特濃とんこつ @兵庫県西脇市
ヨメの実家、西脇に新店は「ラー麺 だいすけ」さん。
播州系とんこつ。そんなものがあったのかとたじろぎながら訪問、ちょっと田んぼ見てくるわと抜け出して。
近くに「フレッシュさとう」。大きなお世話ですが播州卵1箱1080円は買うべきです。玉子かけごはんでその偉大さが理解できます。
以前は「A-COOP」でも取り扱っていましたが、最近は見ません。
余裕があればクワムラハムのウインナー。1袋では一瞬ですので10袋ほど。
ルービー進みますが怒られません。ヨメも飲み食いギアアップ必至だからです。
そんなローカルネタを織り交ぜる京都発ラーメンブログはコチラです。
「特濃とんこつ(750円)」
メニューの他に数量限定の「つけ麺」も。L字型カウンター、壁には「にしわき最強とんこつ」の文字。ご夫婦でしょうか、二人でお店を回されています。接客最強。
わずかにとろみを有する豚骨スープ。私がこれまでいただいた「濃厚豚骨」の中では中間ぐらいの濃度です。
全盛時のドリーのエルボーを10とするなら6ぐらいです。
マイルドな豚骨の旨味が舌の上で躍るファーストインパクト、おおっ、これは!
その衝撃が持続しなかったのがやや残念、これからに期待、エルボーは続けてナンボ、油断してると地獄突き返しです。
低加水のストレート細麺。柔らかめの茹で加減で幾分物足りなさを感じます。
セレクトできるなら「バリカタ」以上をオススメします。
言わずと知れた播州ラーメンの名店が犇めくエリアで、濃厚豚骨で勝負する潔さに期待せずにはいられない、ちょっと西脇かじったニワカが言います、ガンバッテ。
ちなみにコチラのラーメン、甘くはありません。
店名 ラー麺 だいすけ
住所 兵庫県西脇市和田町530
電話番号
営業時間 11:00~15:00 18:00~21:00 売切れ次第終了
定休日 水曜日
駐車場 あり
麺屋 夢人 / しょうゆらーめん @京都市山科区御陵
看板写真のつけ麺を見て時計を逆回転させたくなりました、「麺屋 夢人」さん。
今食べるとどんな感想を抱くのでしょうか、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。
「しょうゆらーめん(700円)」
盆明けからラーメンが復活しました。
突出したものはなくとも、スタンダードなスタイルが安心感を与えてくれる背脂チャッチャ系。
醤油ダレを改良されたそうで、なるほど以前のようなドギツさは後退してジャストフィット。
浮いたところはなく、飲んだ後の〆にピッタリのクセのない味わいです。
惜しむらくはベースの鶏と豚、その動物の香りがもう少し鼻腔をくすぐってくれれば・・・。
やはりあっさりといえども軽やかに飛ぶ獣の存在が確かにあってこそ。
鉢に顔を近付けたとき、まず最初にメンマのブラックペッパーがムズムズとはこれ如何にです。
プリプリの多加水麺。こんな麺やったっけと記憶を辿るも、一昨日のラーメンも思い出せない私に何がわかろうか。
肉の旨味がしっかり伝わる適度な味付けの肩ロースがやはり秀逸です。
これでチャーシュー丼なんかあったら最高でしょうね。
朗報を待ちます。
店名 麺屋 夢人
住所 京都市山科区御陵鴨戸町2-1
電話番号 075-591-8288
営業時間 11:30~14:00 18:00~22:00 ~20:30(日祝)
定休日 水曜日
駐車場 なし (近くににコインPあり)
Twitter @yu_men_chu
来来亭 山科新十条店 / ラーメン @京都市山科区西野山
新幹線より南となると赴くことが少なくなります、新幹線より北住民あるある。
利用しやすいチェーン店ながら、私の場合、年に1、2回程度です。
商業施設がたくさんありますが、ここまで買い物に来ることもないし、京都高速も乗らんしなぁと。そういえば「げん」も「どんたく」もなくなってます。
しかし近隣店の看板の灯が消えてもお客さんが来る来る、「来来亭 山科新十条店」さん。
「カラアゲ定食(994円)」
青いカウンターの上、スープ表面に浮かぶ背脂が特徴的な一杯。
「お前は平田だろ?」のセリフが脳裏をよぎったショッパイお味に「こんなんやったっけ?」
スーパーストロング塩分に押されて、背脂の主張もタジタジ気味です。
チェーン店らしい安定感。もちろん褒めてるわけではなく。
昨今のチェーン店における味の充実ぶりを考えれば、シングル王座戴冠は険しい印象を受けます。
それでもお客さんは来る来る。
ちなみに「再會」はすぐそこです。
店名 来来亭 山科新十条店
住所 京都市山科区西野山中鳥井町60-1
電話番号 075-501-1209
営業時間 11:00~24:00
定休日 無休
駐車場 あり
WEB 来来亭 公式サイト
facebook 来来亭
宇奈月 / 中華そば @滋賀県甲賀市油日
帰宅して地図で確認したとき、遠かったのは距離ではなく気持ちであったと理解しました。
やっぱり滋賀はジョン・デンバーではなくウィリー・ネルソンやったねと、ようやくの初訪は「宇奈月」さん。
夜に訪れると周囲だけでなく、お店自体も暗く、少し不安になりましたが、涼しくなりましたねと暖簾がなびいてお出迎えです。
ごっつうええ雰囲気に掘りごたつ式(?)カウンター。ラーメン屋さんでこのスタイルは名古屋の「空庵」以来です。嫌味で言ってるわけではありません。
お母さんがイイ人です。初対面ですがわかります。行けばわかります。イイ人です。
「中華そばセット並(750円)」
子供のころのラーメンといえば、すべてこのイメージです。
オーソドックスな豚骨醤油で出汁やタレを主張させることなく、穏やかに和やかに。
お店の雰囲気も相まって成立するかのようなほっこり系で、まあ、何と言うか、お母さんがイイ人です。
それだけにパラレルなネギの存在が強烈に印象に残ります。
確かに柔くて持ちこたえるには厳しい麺ですが、この鉢の中で描かれ伝えられる世界にパツンとかモチモチなんて必要ありません。
セットで提供された「おぼろ巻」。出ましたバツのグン。これ食うだけでも来る価値があります。
どう考えても飲みたいお店なんですが、車じゃないと辛いですね~。
雰囲気で十分に酔えますが・・・。
ごちそうさま!
店名 宇奈月
住所 滋賀県甲賀市甲賀町田堵野339
電話番号 0748-88-2451
営業時間 11:30~14:00 17:00~21:30
定休日 日・祝、土曜日夜
駐車場 あり
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