和 dining 清乃 / 角長醤油「匠」 @ 和歌山県有田市
シラスが降ることはあっても雪が降るとは考えもしなかった大寒波の夜から一週間、再び和歌山で啜りingデイ。
ラーメン好きなら知らぬ人はいない、有田市の「和 dining 清乃」さん、全国級。
私ぐらいの年齢の人間が別分野で例えるのなら、セナ、テイオー、バース、マスカラス、おニャン子に白石ひとみといったところでしょうか。スミマセン、例える必要なかったです。
左下が外観。行列は店舗向かって左、ビルの谷間の階段を上へ。土日は屋上まで列が続くこともあるそうな。
屋上だからといって踊ってはいけません。天に祈って順番を待ちましょう。
「角長醤油「匠」(800円)」
鉢の中から舞い上がる醤油の香りが格別です。
その衝撃に慣れた頃、魚介の押し寄せにハッと思わせられる仕様。やがて深まりゆく味わいと終わることのない余韻の中に知る動物系の重要性。
おそらく着丼から最後の一滴まで、いかなる場面でも抜ける、いや逝ける、この流れはこれまでの同メニューにおいてもっとも端的で、食べログ見て来ましたよなお客さんにも納得してもらえる業in有田です。
さらに驚かされたのが麺の出来栄えで、滑らかな喉ごし、もっちりした食感、その存在感を余すことなく伝える自家製麺。
幾度となく有田に想いを馳せる某県庁前でいただいた清乃謹製麺ですが、あの頃とは次元が違うようで。
ビックリたまげたので麺写真撮るの忘れました。
「紀ノ国地鶏 塩(750円)」
お隣りで食べていた方のコチラを一口。
魚介の旨味がズンズン攻め入る、これまたかつてとは異なる印象で、次回はこちらで逝きたいところです。
追加した「炭火焼きチャーシュー(300円)」。しっかり入った炭火の風味もさることながら、肉の旨味がタマランチ。
「自然派らーめん 神楽直伝」の謳い文句に恥じぬお見事な出来。別皿で提供されるのもありがたいところです。
素材を生かし味を操ることで鉢の中に自己を映し、食べる者に満足感と納得感を同時に与える、やはり特別なお店。
「清乃」さんの一歩がそのままラーメンの歴史の一歩とも思える一杯でした。
ごちそうさま!
また行きます。
店名 和 dining 清乃
住所 和歌山県有田市野696
電話番号 0737-83-4447
営業時間 11:00~14:00 ~14:30 (土日)
定休日 火曜・第3月曜
駐車場 あり
WEB 和dining清乃 HP
Twitterアカウント @BistroSeino
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