晴耕雨読 / 煮干し中華そば @京都府宇治市

ウダウダ語るのも何なんで一言でビシッと決めるならと考えたのが、「巨星帰還」、「帰ってきたウルトラ麺」、「淡路島未訪、それがオレ」などなど。
最終的に「直筆に重い想い」がええかと。
5月25日オープン、確かにその人の姿があった「晴耕雨読」さん。ハローワーク宇治前の「ラーメンごんろく」さんからバトンタッチされ、「はなふく」~「縁」の瀬口店主が新たに開業されたお店です。
当日、半ば諦め気味に向かったところ、売切れてないわコインパーキング空いてるわで、めでたくハローアゲインできました。


入口左に券売機、カウンターとテーブル席は「ごんろく」時代よりこじんまりと。
メニューは汁なし担々麺と、その日の食材によるラーメンが提供されるということで、当面は一定化しないスタイルで営業されるようです。
となれば毎日が今日までそして明日からで、フリークにとっては悩ましい日々が続くわけですね。

「煮干し中華そば(850円)」
初日ver.と表すれば良いのか、兎にも角にも店外に漂う煮干しの香りがタマランチ。
レンゲが運ぶ出汁は穏やかで、ガツンと攻め込むものではありません。むしろ一呼吸置いたところで、素材から引き出された旨味を丁寧に伝えているといった印象。
それを受けて醤油も軽やか。かえしがふわりと舞うなんてなかなかないよな~と思いつつ、「弱さ」ではなく「強くない」ことにやや物足りなさを感じたのも確かですが、麺を啜ってスープの表情が一変。
スープとの一体感が実に素晴らしい平打ちの太麺は、私ごときの寝癖野郎では考えられないマッチングで、巧みに煮干しを持ち上げ、体内で味わいを増幅してくれます。
こういう煮干し感があるんだなと今さらながら新しい発見をした次第です。
翌日は力強く、その次の日はかなりニボったようで、煮干しだけでマスカラスやんみたいに千の顔。
自宅から車で30分。
夜営業が始まれば嫌がられるまで通い詰めそうな気がします。


オープン初日、おそらく「はなふく」も「縁」も知らないであろう高校生がいれば、至る所でお目にかかる身軽な方もおられ、「晴耕雨読」さんがラーメンを通して伝えてくれる様々なものに大きな期待を寄せてしまう「淡路島未訪」でありました。
ワクワクしますね~。
開店おめでとうございます!
店名 晴耕雨読
住所 京都府宇治市宇治池森20-1
電話番号
営業時間 11:30~15:00
定休日 火曜日
駐車場 あり
ブログ 晴耕雨読 ラーメン日記
Twitter @seikouudoku_uji



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