晴耕雨読 / 煮干し中華そば ＆ 汁なし担々麺 @京都府宇治市

幸せの食探しとなれば宇治です、ようやく2回目の訪問、「晴耕雨読」さん。
午前10時、ウェイティングボードに記名。この時点で並んでおられたのは15、6名だったかと思われますが、11時15分にお店に戻ってきた際に用紙をチラ見したところ、人生四捨五入の私では計算できないぐらいの人数が記されておりました。

「煮干し中華そば(850円)」

オープン日にもいただいた煮干しですが当時とはガラッと印象が異なるもの。
何はさておき出汁の存在が際立ち、煮干しが分厚いです。力強さでも、ガツンでもなく、その存在感を鉢の中で誇示する出汁ありきの味わいで、まるで教えられるような説得力、ああ、料理やわ～と。
普通なら「えっ!?」と感じるかもの平打ち太麺。しなやかな食感の中に確かなコシを残す秀逸な麺で、スープとの一体感も抜群です。
驚いたのは麺を啜ったときに引き上げられる煮干しの風味がレンゲ時以上に素晴らしく、おそらく香りや余韻がもたらす効果なのでしょうが、こんなの初めて～と絶叫したいぐらいの1杯目で既にエクスタシー・・・でした。



「汁なし担々麺 ごま(850円)」

2杯目。店内連食って生涯2回目かも。嘘ついてたらゴメンナサイ。
痺辛甘旨、いずれもが突き抜けたところでバランスを保っている極上の担々麺。押し寄せる辛味の奥からにじり寄る旨味、全体をまろやかに包む胡麻の風味と肉味噌の甘さ、ナッツ、玉葱、青梗菜といった具材もこの味を構築するに必要不可欠であることを存分に示しています。
対峙する麺の力強さも特筆もので、これらの特徴的な味をきっちり纏いつつ己の存在感を示す強者。
これは凄い。もう一回言っときます、凄い。ホンマ、凄い。
三回言いましたね。
これまでに食べてきた汁なし担々麺が何だったのだろうというぐらいの衝撃。もしかしたら私アラフィフの「汁なし担々麺」という処女膜が破れたのはこの日だったかもしれません。
ある意味、記念日。



人気店故のハードルの高さはありますが、たまには 仕事をサボって 息抜きして出掛けるのも必要ですねー。
ごちそうさま！
ありがとうございます！
感動と衝撃の一日でした。


店名 晴耕雨読
住所 京都府宇治市宇治池森20-1
電話番号
営業時間 11:30～15:00
定休日 火曜日
駐車場 あり
ブログ 晴耕雨読 ラーメン日記
Twitter @seikouudoku_uji