鉢ノ葦葉 × 和 dining 清乃 / らの道Ultimate 2019 ~ ラーメンが教えてくれた究極の意味 @三重県四日市市

北陸からスタートした「らの道Ultimate 2019」。次なる舞台は東海。
三重県の「鉢ノ葦葉 」さんと、和歌山県の「和 dining 清乃」さんのコラボ。6年前、変態の素晴らしさをラーメンで伝えてくれた両店が再び合体。
この企画が発表された時から入念にスケジュールを調整しました。前日から並びの状況を細かくチェック。おいおいと、危機を感じて夜明け前に到着です。
前夜、福井でオススメされていた海を眺めながらの露天風呂も、四日市での朝風呂もパスして薄暗い中、最後尾へ。
皆さんマナー良く、両店スタッフの気配りも行き届いており、実に気持ちよくラーメンをいただける環境がそこにありました。こういうのが本当に嬉しいんです。
GETした整理券は133番。ヤバイ、ヤバイ。
無事に美味の権利を得て朝風呂へ。しかし車を停めたコインパーキングが見つけられないという珍事件が発生し、「おふろcafe湯守座」には間に合わず。近くの「満殿の湯」へ向かうと、さっきまで私の前に並んでいた麺友さんと、あたり前ですが素っ裸で遭遇。これまたチン事件。
整理番号毎に案内時間が決められており、13:30にお店へ。恐いぐらい時間通りに入店、着席。スバラです。
「紀伊水道産季節の天然旬魚 自家製焼き干し中華そば 私共の一年 2019」 ※12/8限定
この丼鉢に紅芯大根。目にしただけで涙チョチョギレもんです。
しかし、どーよ、コレなスープ。わかった、もう何も言うな、オレも言わんから・・・で終わらせたいぐらいですが、何も言われてませんし、何も言わん訳にはいきませんし。
様々な旬の魚を焼き干しにして、土台の動物系に合わせた清湯スープ。淡麗でありながら上品な出汁感がとめどなく拡がりゆくその様は経験したことがないもので、スケール感、奥行きの深さと常軌を逸したものと言えるかもしれません。
決して強くない醤油のかえしですが、完璧なバランスで掛け合わすことによって、素材の旨味がパーンと弾け、伸び、引っ張る構成。ひとつの味が別の味を引き出し、最初の一口から最後の一滴まで驚きは絶えることなく。
そして麺もまた食べたことのない妖艶なツルムッチな食感。滑らかさと弾力から感じるエロスまでもが究極。いろいろ経験してきたつもりでしたが、啜った瞬間はチェリーに逆戻りしてしまいました。
3種の肉、メンマ、ワンタンと具材も惜しみなく。
食べ終えてしまうのが惜しいとさえ思えた至極の一杯、麺料理ではなく、中華そばとして完成させた両店主の想いが何となく理解できたようで・・・というか理解したくて必死こいた私です。
先にも書きましたが整理券購入のため行列に並んだ時から、もっと言えばこのコラボが発表された時から、提供を待つ間、食べている間、食べ終えて店を出た瞬間、今こうして記事を書いていても思うこと、それは「ラーメンって凄えな」ってことです。
自分がラーメン好きで良かったと思えましたし、この日、さらにラーメンが好きになったのも事実です。
上手く表現できないんですが、真っ直ぐにラーメンに向き合うことができました。心から感謝っす。
私の一年もこれで決まりです。
ごちそうさま!
らの道 公式サイト


店名 鉢ノ葦葉
住所 三重県四日市市城北町1-12 ル・グラン1F
電話番号 059-351-5227
営業時間 11:00~15:00
定休日 月曜日(祝日は営業、翌日がお休み)
駐車場 あり
WEB 鉢ノ葦葉ブログ サヨナラ ストレス サヨナラ
Twitter @8noashihanoodle



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