ニボシラァメンコハク / 不変のための変化・・・ニボラーメン＠岐阜県可児市　

Byhassakuman

2020-05-02

2019年秋、名古屋から岐阜県可児市へ移転された、「ニボシラァメンコハク」さん。貝出汁で名を馳せたお店が移転を機に煮干しを軸に据えたスープにシフトチェンジです。
えええええっ～というのが率直な感想。移転もビックリでしたが、高完成度の貝出汁からスパッと煮干しへ切り替えるあたり、お主もチャレンジャーよのうと一応褒めはしますが、実際のところ思い切りハードル上げてラーメン待ってました、スマソです。
店前の駐車場は斜め入れ。特別なテクはいらんと思います。

「ニボラーメン (750円)」

わおっ！何も変わっとらんやんが最初の感想。
もちろん店も味も変わりましたが、スープから伝わる実直さは不変です。
ネガな要素を感じさせない良質な煮干しはスッキリとした口当たりと、力強い旨味を押し出すもの。明確に輪郭を描く醤油の存在も大きく、出汁、タレともに推進力を備えたスープはカチッとまとまった完成度の高いものと言えます。
意地悪な見方をするなら優等生的で、どこかに遊びがあればより親近感が湧くかなぁと。
歯切れの良い凛とした表情の細麺が男っ前。
しっとりレアチャに極太出汁メンマ、清涼感ミチミチの青葱と、各具材の充実ぶりも含めて隙なし欠点なしで、だからか重箱の隅をつつく準備を始めてしまうようで、もうイヤんなっちゃいます。
実直なラーメンには気持ちも真っ白にして向き合いたいですね。うん、文句ナッシングです。
中濃ラーメン界において、このお店の存在はデカデカです。
ごちそうさま！