ラーメン天 / 永遠に続け、想い出の夏・・・Aセット＠京都市山科区西野

Byhassakuman

2020-08-29

当然のことながらこれといった素敵な思い出を作れることもなく、余韻に悲愴という名の音色を残し、今年も夏が終わろうとしています。
まだまだ厳しい暑さと現実が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は死ぬことよりも生きることの方が怖いと思える今日この頃。救急車の中で駆け巡った想いは、最後のラーメンでも復帰後のラーメンでもなく、ナースとイチャイチャなバカンス、キターでしたが、結局不同意書にサインして帰って来て、サクッと「ラーメン天」さんです。

「Aセット (950円)」

仰け反りました。移転後、何度目かはわかりませんが最高傑作が目の前にテ～ン。
私のイチャモンを事前に察知したかのように、いつも思うことと真逆のラーメンが出てきましたよ、コレ。
ちょっと記憶にないぐらい濃ゆいスープは豚出汁、醤油がバランス良く合わされ、少し塩分強めで攻め込んでくるバチバチ感。シャバイなんて言わせぬ圧倒的な力強さが伝わってきます。
柔め哀愁が特徴と思っていた中細麺ですが、この日は何も言ってませんし、目も閉じていましたが、硬めパッツンパッツンで凛々しい食感。チャーシューの脂の乗りといい、厨房に3人揃ったオバチャーンズのノリもサイコー。
こんなの出てくれば山科最強から京都最強への飛躍も夢ではない・・・とは思ったりもしますが、やっぱり天は天。コテコテ山科人のオアシスであります。
2020年の夏、ナースとイチャイチャが幻となった私にとって、ガリガリ君ピンクグレープフルーツと田中希実の快走、そして「ラーメン天」さんのこの一杯が2％の甘い思い出となりました。
明日からは98％の苦い現実を背負って生きていきます。
ごちそうさま！