麺屋丈六キーノ和歌山店 / 駅中で出会った裏なんばの顔・・・中華そば＠和歌山県和歌山市

Byhassakuman

2020-10-19

このヴィジュアルを目にしただけで感動。貫禄、迫力、説得力と、どこからどう見ても裏なんばの顔が和歌山に登場というか凱旋、「麺屋丈六キーノ和歌山店」さん。
2020年6月、和歌山市駅直結の商業施設商「キーノ和歌山」内にオープンされました。
建物全体が想像していた以上にシュッとしており、サンダルにヨレヨレのシャツ、当然寝癖に疲れた顔という出で立ちで訪れた私は気遅れ気味。
しかしこの日は厨房に丈六店主が入られており、夜の和歌山でもほっこり気分であざっすです。
カウンターのみの店内は一方通行で店舗左手から入店し右奥から退店。外待ちの間、誰も出て来ないなーと思っていたのですが、その謎が解けました。

「中華そば (750円)」

もはや関西のソウルフードと言っても過言ではないエバーグリーン。
鶏がらベースに醤油の酸味とコクでバチッと決まったお馴染みの一杯で、尖ったところは抑えられ、口当たりの良さが印象に残ります。
エッジが効いた醤油を柔らかに包む出汁の存在、そのバランスが素晴らしく、口当たりの良さと奥行きを感じさせる味わいは穏やかなもの。
弾力のある中太麺の存在感もピカイチ。しっとりとしたモモ肉のチャーシュー、ビシッと引き締める九条ネギ等、具材でもきっちり食わせてくれるそつのなさ。
大阪で多くの人々を虜にしてきた極上の一杯が駅中でサクッといただけるとは、和歌山の人々が羨ましい限りです。
この日も夜の遅い時間帯ながら行列絶えずの人気ぶりで、それも納得。
あえて書く必要ないでしょうが女子率高し。女性でも気兼ねせずサッとイケるのが大きな特徴です。
もうオープンして4ヶ月経っていますが、和歌山のラーメンに新たな色誕生と出遅れた私が言ってみたりします。
ごちそうさま！