中華そば ほそかわ 城陽店 / 鉢の中に見た京都の風情・・・ラーメン @京都府城陽市

槇島時代も含めて初訪でっす。花屋町の本店も10年以上開いていると思われる、そんな私ごときでは何ひとつ語れないのですが、何故か語りたくなってしまう、「中華そば ほそかわ 城陽店」さん。旧24号線にある看板が小さいのにごっつう目立ちます。
お隣りのパチンコ店の駐車場を使用できるのがありがたいところ。
カウンターに座敷席。昭和の雰囲気が令和でもええわ。
麺メニューはラーメンとチャーシューメンのみ。頭突き一本で試合を成立させる大木金太郎並に漢です。

「ラーメン 並 (700円)」

多量の背脂が浮かぶ鶏がら醤油、これぞ京都ラーメンのチャッチャッチャ。
出汁は浅めで醤油も大きく主張するわけではなく、こんな感じやったっけと失われた記憶を探ってみるものの、ま、こちらは初めてですし、と。
一味唐辛子のアクセントがよく効いており、低加水ストレート細麺の幾分柔めの食感同様に、存在で懐かしさを伝えることができる貴重な一杯。こういうのが歴史の重みなのかなと思ったりします。
京都市内では殆ど目にしなくなった黄色い看板もかけがえのない味。風情もまた景観だと考える古い頭でスマソです。
初めて訪れたお店なのに懐かしさでいっぱい。
じわっと来ました。
ごちそうさま！



店名 中華そば ほそかわ 城陽店
住所 京都府城陽市寺田高田44-7
電話番号 0774-52-8082
営業時間 11:00～21:00　～20:00 (日祝)
定休日 月曜日
席数 カウンター 11席、座敷 4人×3卓
駐車場 あり