軍鶏そば極だん / 京懐石の料理人が伝える新世界・・・特製軍鶏そば ＠京都市南区西大路

オープン前からザワザワザワザワな感じで、毛色が違えば反応も違うのかと思い知らされたりします。
30数年前のホーナー旋風を思い出すようで、私もザワザワ。たまたま近くに用事があったとはいえ、オープン直後に訪れました、「軍鶏そば極だん」さん。
これは書いとかなあかんかと思い書きますが、京懐石 「美濃吉」の元料理長を務められていた方が開業されたお店。
美濃吉を知らない私が書いても何の説得力もありません。
入店するとお姉さんが軽くメニューの説明、キュン。
座るのに躊躇する高い椅子。跳ぶかよじ登るか、ロンドンブーツ履いてくか。ウチのオカンなら脚立出してくれと言いそうです。

「特製軍鶏そば (1240円)」

調べてみれば意外と食べてる軍鶏。ポルタ地下ってのがどうしても思い出せませんが。
軍鶏を支えに魚貝や、具材のとろろ昆布等、旨味を多々多々詰め込んだ積層感あるスープでこれまでのどれとも異なるような。特に印象に残るのは貝で、芳醇な味わいが全体を包み込んでいます。
柔らかな醤油ダレも強めに合わされ、わかりやすくきっちりしっかりと旨さを伝えてくれます。
私的には旨味強過ぎな気がしないでもなかったですが、ラーメンに必要な訴求力の解釈を示したものだろうと勝手に思ったり。
和蕎麦を思わすコシの強さと、香り高い風味が印象に残る細麺の存在感が絶大。
置きにくるではなく突き抜けた感のあるこの一杯、整えてくれば、引き算すればと、元料理長に対して偉りますが、今後が大きく楽しみになるのは言うまでもありません。
ラーメンの新しい一面を見出せるようで心中ザワザワザワザワ。
ディープに説明してもらえるぐらいまで通い詰めたいお店です。
ごちそうさま！



店名 軍鶏そば極だん
住所 京都市南区唐橋西平垣1-9
電話番号 075-682-8069
営業時間 11:30～15:00　17:30～21:00
定休日 水曜日（第2・4火曜日は昼のみ営業）
駐車場 なし
facebook 軍鶏そば極だん
Twitter @syamogokudan
Instagram syamosobagokudan