大津天下ご麺 / 滴る油こそが濃ゆ～い思い出・・・あぶりチャーシュー和風げんこつ麺＠滋賀県大津市浜大津

Byhassakuman

2021-01-28

どーよ、このコテコテ感。炙りチャーシューから滴る油が濃厚豚骨に溶け込む様は前戯も無視して、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ～な感じ。
上品な清湯からド迫力の白湯まで、とことん楽しませてくれますが、私がこのお店にハマるきっかけになった一杯は間違いなくこれです、「大津天下ご麺」さん。
ここ大津と草津は安定のバチバチ営業です。最も前を通る湖南店は時短営業でしょうか、年明けて2回ほどふられ気分です。水口はワカンナイ。
緊急事態宣言が出ていない県でも営業時間を短縮されているお店が増えています。
SNSのプロフィール欄に現時点の営業時間を載せていただくとハゲしくありがたいです。

「あぶりチャーシュー和風げんこつ麺 (1050円)」

ちょっとサザエさんチックですが、力強さでいうなら藤村甲子園。でも当たりの柔らかさはサザエさんかも。
土台の豚骨のまろやかな旨味に、魚粉、醤油で味の輪郭をくっきりと浮かび上がらせ、あぶりチャーシューの香ばしさと油でガッチリと態勢を整えた、私的にはこれぞ食べやすくハマり、ハメられ、予想外に早めの絶頂、匂いで、味で、余韻でイケる、クセになるスープです。
味付けも塩分をやや高めに合わせてあるため、一口目からグググッと引き寄せてくれます。
以前は麺の弱さが気になったのですが、この強力なスープにも揺るがない凛とした表情でビシッ。最後まで草臥れることなくバンバンのコシの強さは特筆もんです。
お肉もジューシーさを損なわない絶妙の炙り加減。
これはイイッ！
以前は苦言を呈したこともあるこのメニューですが、食べるなら今でしょ！神輿も担ごうかってもんです！←古っ！
コロナ禍においても深夜まで営業していただけるのはホントにありがたいです。
ごちそうさま！