博多長浜ラーメン みよし / 京の夜の輝きは豚骨とともに・・・ラーメン ＠京都市中京区三条

先日、所用で訪れた京の夜。鴨川を照らす灯りはなく、家路を急ぐ人の背中も何だか淋しげで。
古くから木屋町で人と街を見守り続けた「博多長浜ラーメン みよし」さんも、緊急事態宣言下の現在は20時閉店です。
飲みの〆に、出勤前に、やんちゃの後にと、いつの時代もそこに在り続けた博多豚骨。ここがラーメンの始まりという方も多いんではないでしょうか。
私の友人は大概、ここでGACKT見たと嘘をつきます。

「ラーメン (700円)」

白濁したスープは適度な獣臭ととろみを有し、シンプル故にわかりやすく伝えられるザ・豚骨。誰もがイメージする豚骨ラーメンの姿を映しつつ、クリーミーな味わいの中に旨味と甘味、メンマに味付けされたピリ辛が融合し、ヘロヘロの〆でもシャッキリ出勤前でもどんぴしゃに合わせてきます。
歯切れの良い極細麺がビシッ。欲を言えばもうちょっと絡んでもいいのではと。
卓上の味変アイテムがズラ～リ。私は基本的にあまり使用しない、言ってしまえば無難にまとめてさっさと次、翌日のこと考えて淡白に、なんなら送りますよみたいな悲しいぐらいに良い人で終わるのですが、コチラでは使いますよって、揚げ玉。
そんなこんなで素面で真面目にいただくのも乙な、この一杯。
一日も早く豚骨が京の夜を彩ることを祈る次第です。
ごちそうさま！



店名 博多長浜らーめん みよし
住所 京都市中京区石屋町115 辻田ビル1F
電話番号 075-211-8814
営業時間 11:00～翌6:00
定休日 無休
駐車場 なし