らーめん浪越 / 基本で魅了する名門出身の業・・・塩中華そば＠大阪府交野市

Byhassakuman

2021-06-12

「交野きんせい浪越商店」時代に何度かお世話になりました。2021年春に独立、リニューアルして新たなスタートを切られています、「らーめん浪越」さん。
外観はガラッと変わりましたが、他は変わりなく。駐車場もあって利用しやすいですし、何と言ってもラーメン不毛地帯の交野では稀少なお店です。山科のお前が言うなよーって話ですが、最近の山科はまあまあイケてるんじゃない？

「塩中華そば (700円)」

清湯、白湯、塩に醤油に味噌、ラーメン、つけ麺、イケメンはともかくメニューが豊富で悩みます。
メニュー表を舐めるように眺めて気になったのがコチラ。
これをシンプルと言わずして何と言う。クリアな鶏清湯とその出汁を引き立てるべく、小細工不要の塩ダレで無駄な装飾は一切なしといった印象です。
言わば基本のスープと呼べるもので、シンプル過ぎる気がしないでもなく、ここから組み立てていくことに面白さがあるのかなとも思えます。
ただ、ボディスラムで魅了できるプロレスにこそ、もっとも熱くなれたオサーンなのですよ。猪木、坂口、小林、アンドレ、ハンセンと言いたいところですがハーリー・レイスっしょ、やっぱり。
この基本中の基本こそ奥深くで真髄を見せるものではなかろうかと、ま、ちょっと褒め過ぎですが。
逆に具材なんかは素朴過ぎて、チープに感じられるのも事実です。その辺ははっきりと。
説明不要の名門出身。これから見られる業は力でしょうか技術でしょうか。そこに込められたきんせい譲りの魂で北河内のメインを張っていただきたい次第です。
でも、次回はちょっと捻ったトライアングルスコーピオンなんかを見てみたかったりして。
ごちそうさま！