麺屋一乗 / ベルロードの新店はあの日、あの時の味・・・一乗ラーメン＠滋賀県彦根市

Byhassakuman

2022-02-26

2021年12月、滋賀県彦根市にオープンした、「麺屋一乗」さん。場所はベルロード、「らーめんチキン野郎」跡地です。
訪問した2月上旬では建物が工事中で足場が組まれた状態でしたが絶賛営業中。店主さんは一乗寺の名店出身、その味を継承し、京都の祇園でお店を出されていたそうです。知らなんだ。
彦根とはまた遠くへ移られましたが、滋賀寄りな身としては嬉しいところ。しかもあの味がいただけるとなると、古い人間には堪らん話です。
店内はカウンターとテーブル席。駐車場も前店と変わりませんが、券売機から口頭注文方式へ。

「一乗ラーメン (1250円)」

店名が冠されたコチラは所謂全部のせ。チャーシュー、煮玉子、海苔、メンマに加えて、牛すじトッピングが特長です。
振り返るなら8年か11年か13年か。何なら大原道まで遡ってしまいたくなるぐらいの懐かしいテイストは豚骨と鶏がらをじっくり炊き込んだとろみあるスープ。濃厚なのに口当たりの良い、こっさり具合が堪りません。
甘く煮込まれた牛すじがスープ本来のまったり感を増幅させ、さらに柔らかな味わいに。求めていたのはコレですよ。
麺は張りのあるストレート。隣りのお客さんが「粉落とし」を注文されていたのでビックリしました。硬さは6段階から選べます。
メニュー表に「名物」と記載されていた「唐揚げ」。1個から注文できますので、もしやと思いましたがビンゴ！大きなサイズで、しっかりカレー風味。もう、まんまやん！テイクアウトして帰りの車内は匂いだけでちょっとした時間旅行気分を味わえました。
まるで蘇ったかのように思える、あの日、あの時の味。姉さん、これはちょっとした事件ですよ。
ごちそうさま！