麺屋君ヶ水 / ラーメンは青春のメロディーなり・・・煮干し醤油ラーメン＠大阪府吹田市関大前

Byhassakuman

2022-04-26

久しぶりに関大前に来ました。立ち並ぶラーメン店もずいぶん様変わりしたような。
駅から歩いて坂の上。学生的には門を出たとこなんでしょうが、オサーンにはチトしんどいぞ。
「麺屋君ヶ水」さんは2022年2月オープンのややホヤホヤなお店。道路から階段降りての半地下。店内は本がぎっしりで見た感じは古本屋さんのようです。片隅で聴いていたボブ・ディランって、こういうお店だったんだろうなと勝手に思い込んでしまいます。
店頭に店主さんの挨拶分。見た感じ若い方。台湾の女性。お店にはほとんど出ておられないようで、別の場所でスープを炊いているそうな。確かに仕込みをするには厳しそうな厨房です。
それでもカウンターとテーブル席はしっかり。テレビに映るのは野球中継ではなくバラエティ番組でした。

「煮干し醤油ラーメン (800円)」

丹波地鶏を軸に煮干しをバランス良く合わせ、まろやかな醤油でスッと入ってくる癖のないスープ。サラッと使用されたオイルが煮干しをしっかり前に押し出し、実にええ感じです。
ガツン煮干しではなく、どちらかと言えば上品に漂わすタイプで、最近の若者はこういうのを食べるんだと、膝痛のオサーンはいろんなところを曲げるばかりです。
意識して見ていなかったんですが、茹で時間が凄く短かったような気がする極細麺がパツパツに個性的。煮干しにパツンはよくありますが、コチラは博多豚骨の麺のようにビシッと攻めてきてました。
メニューは他に貝出汁、鶏白湯、背脂味噌と、ジャンプ連載1回目のようにどこへも行ける構成。1年後どのようなお店になっているのか想像できませんが、いずれは君とよくこの店に来たものさなんて歌われるんでしょうね。今の学生さんにはまったく通じないネタでゴメンネ。
ごちそうさま！