麺屋藤蔵 / 新鮮で懐かしい味が刻む未来とは・・・中華そば＠愛知県津島市

Byhassakuman

2022-05-19

いなべから名古屋へ移動。丁度お昼時でしたので、普段あまり立ち寄ることのない津島で一啜り、そして油売り。
おー、駐車場が斜め停めで、切り返して切り返して。1分遅れていれば次の車が入って来ていたので冷や汗もんでした。
「麺屋藤蔵」さんは2022年4月オープンのホヤホヤ。蔵造りの店構え、メニューTOPの中華そばと、古き良き時代のあれこれを踏襲しつつ、そこから新しい一歩を踏み出すといった意気込みが感じられるお店。
広々とした店内はカウンターとテーブル席。元気一杯の接客が気持ちEです。
さてさてどんな景色を見せてくれるのかとメニュー表に目をやれば、「卵とじラーメン」があって、わおっ！
新作コーナーで往年の名作見つけたような衝撃でしたが、ここは心と肉体をオチケツて。

「中華そば (750円)」

醤油の色濃い褐色スープに背脂が浮かび、想像していたノスな感じとは異なるヴィジュアル。
お味は心地良く香る魚介を軸にスッキリした醤油を丁寧に合わせ、懐かしさを漂わせていますが、油や醤油の使い方がそう思わせるのかじわりではなくド～ンと来るインパクトタイプ。
プリッとした多加水の中太縮れ麺もまた意外性があります。
ありそうでなさそうな、でもどこかで食べたようなそんな一杯。塩、卵とじならどう攻めてくるのか、ちょっと読めないところが妙に魅力的だったり。
そこでぶちかまして良い意味で裏切ってくれるのが92年の新庄でした。そんな大昔を思い出した懐かしい新人類的なお店。
ここ、どんな風に進化していくのか、ごっつう楽しみです。
ごちそうさま！