赤鬼笑店 / 明石の夜を照らすディープな光・・・塩ラーメン＠兵庫県明石市西新町

明石の西新町駅近くにある「赤鬼笑店」さん。
2号線と175号線の交差点を少し東へ行ったところにお店はあります。以前は深夜から営業開始され、真夜中の行列が名物だったそうですが現在は18時開店。
その辺よく理解できていませんでしたので一旦通り過ぎたものの、後から来て閉まってると困るのでUターンしました。
通過したときにその雰囲気ある外観に釘付け。いざ店前に立つとやっぱりなるほど。このレトロおんぼろな感じは結構演出されているようです。古看板にポスター、駄菓子などが店内を飾っており、おー、祇園にもそういうお店ありましたよと、あの頃を思い出しました。

「塩ラーメン (1000円)」

ラーメン1000円には驚かなくなりましたが、こういうお店でってチョット偏見を持ってしまいました、サーセン。
寡黙な店主さんがBGMのない店内で黙々と調理。この夜はノーゲストであったため、まずまずの空気感でしたが私はあまりそういうことが気にならないタイプなのでのんびりと。
素朴を絵に描いたような一杯。うっすらと濁った雑味のないスープから伝わる穏やかな動物と魚介、そして塩の甘味。シンプル故にごまかし効かずって言うか、ごまかす気など毛頭ないのが理解できる実直な出汁感。これは染みます。
しっかり茹でられた縮れ麺の程良い食感、シャキシャキもやしに鮮やかな青ネギ、コリコリメンマにホロホロチャーシューと具材にも一切の隙なし。
こんなお店があったのかと正直驚きました。
何だかんだと知ったかして書いてきましたが、訪問5分前に存在を知ったお店。しかし再々訪ぐらいまでは確定です。夜9時ぐらいから食材がなくなってきますって注意書きが怖いところではありますが。
ごちそうさま！



店名 赤鬼笑店
住所 兵庫県明石市硯町3-1-26
電話番号 非公開
営業時間 18:00～23:00
定休日 不定休
駐車場 なし (近隣コインパーキング利用で100円キャッシュバック)