但馬ラーメン 春日森店 / 最後の砦が伝える哀愁・・・チャーシューメン ＠京都府宇治市

休業の貼り紙もなくなった六地蔵店を淋しく通過してきたここ数ヶ月、お店の行方は最早彼方といった感じで、諦めモードでやって来ました、「但馬ラーメン 春日森店」さん。
こちらは健在。ただ、営業時間が22時までに短縮されています。
訪問したのはラストオーダー手前の21時半頃。先客2組は流石というかアレレというか、兎にも角にも地元を愛し愛された地域密着型のお店。
ホール係のオバチャーンの接客もこなれ過ぎているかのように軽快です。

「チャーシューメン (910円)」

スープ表面の油の層が白く映り白湯に見えますが清湯です。
アキラの雰囲気漂わす豚骨醤油はしっかり豚感、塩分やや高め、そこに安心できることが京都ラーメンらしさと言えるような気がします。
スープに馴染む低加水麺のクタっとした感じ、脂身の少ないモモ肉チャーシューの軽い感じがこれまた哀愁。
常に身近にあり、人と時代を見続けたであろう一杯。大事なのは鉢の中の評価より、心に響く味の音かと。
きっとまた六地蔵店の前を通ることにはなるでしょうが、こちらも忘れることはありません。10年後も、100年後も。
ごちそうさま！



店名 但馬ラーメン 春日森店
住所 京都府宇治市小倉町春日森6
電話番号 0774-22-0612
営業時間 11:00～22:00
定休日 火曜日
席数 テーブル 2人×7卓、4人×2卓、6人×3卓
駐車場 あり