熟成醤油らーめん 十二分屋 城陽店 / 突き詰めた万人受け・・・柚子香る塩そば＠京都府城陽市久津川

滋賀発のラーメン店、「十二分屋」さん。京都でもここ城陽と京田辺、伏見と順調に店舗展開されています。
最近はショッピングモール内でも目にしますが、このクオリティのラーメンが買い物袋ぶら下げて食べられるなんて、私の幼少時には考えられなかったことです。願わくば次なる展開は高速道路サービスエリアの麺レベルをグッと上げていただきたいところです。
「熟成醤油らーめん 十二分屋 城陽店」さんは、旧24号線の大久保と久津川の中間。北から来る場合、ボーッとしていると通り過ぎてしまう可能性がありますので要注意です。
カウンター、テーブル、小上がりと、想像以上の大箱。その割に駐車場は少なめで6台です。注文はタブレットにて。私は不安いっぱいですが、スタッフのオネーサンは笑顔いっぱいでした。

「柚子香る塩そば (870円)」 ※期間限定

タブレットいじり倒して辿り着いた限定の画面。おそらく清湯だろうと注文したのも、「十二分屋」さんの清湯塩をいただいた記憶がなかったため。
清涼感に満ちた淡麗スープは黒い鉢とレンゲが勿体なく思えるほど透き通ったもの。味わいもまたクリアで、チョットやり過ぎかってぐらい淡いものですが、これは限定ならではですね。
おそらく魚貝だと思われますが、私ごときの秋花粉薬飲み過ぎ喉カラカラ人間には幾分弱いかと思える出汁感。個人的には淡麗の良さを活かすなら厚みより奥行きが欲しい気がしましたので、魚介の押しに期待したいところではあります。
その分、表面を彩る洗練された塩ダレ、華やかに香る柚子の風味が何とも心地良く、そこにロードサイドの大箱店らしいわかりやすさを見出すことが出来ます。
麺は密度の高い中細ストレート。清湯なので艶々平打ちを合わせてくると思い込んでいましたので意表を突かれました。こちらもモッチリとした弾力を備え、相性良好でした。
アピールやインパクトを残すというよりもサラッと流れていく軽やかなこの一杯、ここまでスッキリと仕上げたラーメンは最近では珍しく思えました。
これはこれで面白かったです。
ごちそうさま！



店名 熟成醤油らーめん 十二分屋 城陽店
住所 京都府城陽市平川茶屋裏5-1
電話番号 0774-56-0155
営業時間 11:00～15:00　17:00～23:00
定休日 水曜日
席数 カウンター 5席、テーブル 4人×3卓、座敷 6人×2卓
駐車場 あり
WEB 十二分屋 公式サイト
Instagram https://www.instagram.com/jyunibunya.joyo/
Twitter @owarinaki_men